Jリーグと比較すると海外リーグでプレーする選手の年俸は超高額

サッカーグラウンド

2018年にイニエスタがヴィッセル神戸に加入しました。神戸での彼の年俸は30億円を超えていると言われています。
イニエスタは元々、世界でも有数のチームであるFCバルセロナの大スターであり、バルセロナにいた頃からそれぐらいもらっていたのではないかと思われがちですが、実は2018年時点の年俸は約10億円です。
Jリーグに移籍して給料は三倍に増えたことになります。では、Jリーグの年俸はリーガ・エスパニョーラと比べると高額なのでしょうか?いいえ、世界の主要リーグの平均年俸と比べると、Jリーグの平均年俸は驚くほど安いのです。

2014年にイギリスの新聞社であるデイリー・メール紙が世界のサッカーリーグにおける平均年俸を発表しました。イニエスタがいたリーガ・エスパニョーラの平均年俸は世界第4位の約2億円、一方、Jリーグの平均年俸は世界第24位で約2000万円です。この二つのリーグを比較すると10倍もの差があるわけです。イニエスタの給料がJリーグに来て3倍も増えたのは例外中の例外といっていいでしょう。
近年、日本代表クラスの選手が数多く海を渡り、海外のリーグに挑戦していますが、これは自分の実力を高いレベルで試したいというだけではなく、より高い給料を求めるという気持ちもあるのかもしれません。

ちなみに2014年の時点でもっとも平均年俸が高いリーグはイングランドのプレミアリーグです。金額は約4億円で、リーガ・エスパニョーラの2倍ということになります。

現在、プレミアリーグは世界各国の代表クラスどころか、エース級の選手が揃うリーグですが、選手が集まる要因の一つとして高額な年俸があるといえるでしょう。