サッカー日本代表の多くはJリーグから

日本代表はサッカーをしている日本人が目指すべき到達点であるとも言えます。国家の威信を背負って世界を舞台に戦うことは、自分の力を試すだけにとどまらず日本中から応援してもらえるのです。

そんな日本代表のメンバーは、半数以上がJリーグで戦っている選手から選ばれています。以前はもっと比率が高かったものの、現在は日本サッカー全体のレベルが向上し、海外でプレーする選手が選ばれることが増えてきているのです。しかし、メンバーの選出を行う代表監督は日本に滞在して毎週のJリーグをスタジアムで視察しており、選手にとってはJリーグの試合でよいプレーを見せることが代表入りにつながるというモチベーションになっているのです。

一方で、海外でプレーしている選手を代表監督がスタジアムで視察することは多くありません。年に一度程度は欧州視察旅行うことがありますが、それでも代表候補の選手がいるクラブの試合を一試合見られれば良い方で、基本的には試合映像をビデオで見て状態をチェックしているのが現状です。

つまり、Jリーグで活躍した方が監督の目にとまりやすく、特にこれまで日本代表に選ばれたことがない選手にとっては大きなチャンスになるのです。

日本代表